フランス農事功労章協会…
藤野真紀子先生のお誘いで何度かイベントに参加させて頂きましたが…
今回は別の方からのお声がけ…
誘われたら先約がない限りは断らないのがモットーですから…(笑)
仕事上がりに駆けつけました!
会場となったパレスホテル東京には、既に紳士淑女の皆さんが集まってきていました…
ドレスコードは、スマートエレガンス…
フォーマルじゃなくてもいいから、少しは華やかにね!って感じかしら…
実は1番困るドレスコードかも…(笑)
今宵は、着席のフルコースディナー
セルリアン東急の福田料理長
パレスホテルの斉藤料理長
インターコンチ東京ベイの中宇祢料理長
ルヴェソンヴェールの伊藤シェフ
4人の料理長の料理に合わせるデザートは、エーグルドゥースの寺井シェフ!
今をときめく5名のシェフたちの料理を、一度に味わうという夢のような一夜!
部外者の私をお誘い下さり感謝!
テーブルに着くと
右隣は超有名珈琲会社の社長…(・o・)
そして左隣りは、大きな料理学校の経営陣の方…
緊張する顔ぶれにおののく私…(笑)
司会は脇雅世さん
福田料理長から挨拶があり
今年の農事功労章オフシェを受賞された、京都祓川の井上シェフと、フェルドロー参事官の3人での記念撮影
乾杯のシャンパンは、コレ・ブリュット!
飲み口よくまろやか…
そして最初の一皿が供されます!
岩手産キタムラサキウニ!
人参のピュレとコンソメジュレを合わせていますが、絶品!
皆さん無言で召し上がる!
続いて二皿目
オマール海老のロワイヤル
福田料理長から説明がありました。
これは、ポールボキューズの得意料理で、彼は国王の料理人の家系のため、王様に出していた特別な料理なのだと…
上に乗った飾りも美しい、まさにロワイヤルの名にふさわしい一品!
ワインは、シャトー・モン・ペラ
この後の料理が鳩を使っているのであえての赤ワインだそうです!
シャンパンとワインの組み合わせについては、資生堂パーラーの中本エグゼクティブソムリエから説明がありました。
そして、鳩です!
赤いソースはカシスとビーツ!
右側の三角形は、もも肉の赤身やレバーをパセリとエシャロット、そしてフォアグラを合わせて薄切りのパンの上に乗せてトースト…
付け合せとは思えない手の込んだ一品!
鳩の肉は珍しいと思いますが、マグロと鶏肉を合わせたような味わい…
淡白で臭みもなく美味しいです!
白ワインは、グランダルデッシュのシャルドネ…
白ワインは苦手なんですが、これもまろやかで口当たりが柔らかい…
いかにも魚料理に合いそう!
まとう鯛のポワレ
初夏を感じさせる料理と説明がありました!
アーティチョークとそら豆を合わせたスープ仕立て…
これも美味しいなぁ〜
柔らかでまったりした味わいのアーティチョークも最高!
パンは3種類出たんですが写真撮り忘れ…(T_T)
さすがのホテルメイド…
フェンネルのフォカッチャも、赤味噌のカンパーニュも、フランス産小麦のパン・オ・レも全部めちゃ美味しかったけど…
なにせ料理が凄いもんだから、少しづつしか食べられなかったのが残念!
そして、最後の赤ワイン
シャトーブースカッセが注がれ
これ、マディランワインですが、最初の赤ワイン、シャトー・モンペラと似てる…
香りよく、飲みやすい!
ようやくメインの肉料理に到達!
リムーザン産の仔牛!
仔牛は普通はもっと白いらしいのですが、斉藤料理長から、ロゼに仕上げるために何度も試作したと説明がありました!
右側は、ホワイトアスパラ!
コンテチーズにクルートを乗せて焼いたとのこと!
お肉も付け合わせもめちゃ美味しいけど、既にお腹いっぱい!
残しちゃってごめんm(_ _)m
フェルミエのチーズ
手前より、十勝ラクレット、春のおめざめタイム、カマンベールの3種類!
お腹いっぱいでしたが、乳酸菌を取ったほうが消化にいいと思って頑張って食べました!
帯広のモール温泉で洗ったというラクレットはあえて溶かさずにそのまま供され…
春のおめざめタイムは、見た目がシェーブルっぽいけど牛乳から作ったチーズ…
そして、カマンベールは、国産ですが、ノルマンディー牛のみを使ったもの…
とろとろ流れる熟成具合がたまらない一品!
ナッツたっぷり過ぎなバゲットに乗せて食べたら、そりゃ最高ですが…
はぁ〜本当に満腹!
と思いましたが、デザートは別腹?(笑)
マンゴーのデリス、ココナッツのブランマンジェ、カレー風味のグラス…
カレー風味?
ウソ?
と思いましたが、本当でした!
お隣の料理学校の方は、カレーがココアみたいな味わいだと言いました!
あ〜さすが!そんな感じ!
マンゴーにバニラアイスにココナッツのブランマンジェ!
3つの素材が渾然一体!
エーグル・ドゥース寺井シェフ…
凄いよ〜
最後…
プチフールは3種類!
左から、マルコナは高級なフィナンシェと説明がありました。
ごく薄く焼いたチェイールも素晴らしく、ガナッシュ・オ・カフェは一口チョコレート風かな?
コーヒーと合わせていただいたら、美食の宴は終了です!
美味しかったし、楽しかった!
ガストロノミーというのは、料理を芸術として捉えるというような意味だと思いますが…
まさにガストロノミー!
奇跡のような一夜!
お誘い下さり感謝!
素晴しいワインにも酔いしれて、幸せな家路をたどりました〜