藤野先生のフランス食文化講座も6回目!
私は途中2回休んでるから、残念ではあるけど…
今回、いよいよ、ソースの時代に突入しました!
フランス料理と言えばソースだもんね〜
私達は、こんな風に座学で勉強するのが好きな世代なのかも…
全盛期のイタリアから、フランス王家に嫁いだ、カトリーヌ・ド・メディチの話から講義は始まりました…
大食で有名だったというカトリーヌ…
彼女を喜ばせるために、フランス料理は進化したのでしょうか?
夫であるアンリ2世との間に、10人も子どもを作ったのに、夫の心は20歳も年上のディアーヌ・ド・ポワチエにあったから、食べることしか楽しみが無かったのかな?
カトリーヌが君臨したヴァロア王朝の時代は、シチューのような煮込み料理が主流でしたが、アンリ4世のブルボン王朝の頃、料理人、ラ・ヴァレンヌが現れ、フランス料理はより洗練され、ソースの時代に入っていきます。
先生の講義は分かりやすくて楽しい!
そして、講義の後は、料理のデモンストレーションがあるのが他の人には真似できないところ!
今回は、オランディーヌソースを使ったエッグ・ベネディクトを試食するので、ポーチドエッグの作り方なども説明があり…
うふふ〜美味しそうね〜(^q^)
ソースの粘度なども、実際に見せてもらうとストンと腑に落ちます…
シャンパンが供されます…
本日のシャンパンは、ジョセフ・ペリエ・キュヴェ・ロワイヤル・ブリュットNV
シャンパーニュ協会代表の、笹本ゆかりさんより、
「オランディーヌソースでエッグベネディクトとのことでしたので、クリーミーで柔らかな泡立ちのこちらをセレクトしました。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエが1/3づつバランスよく配合された、エレガントで気品あふれるシャンパーニュです。
ドサージュは、7g/㍑ですので、万人受けする飲みやすい甘辛度合いだと思います。」
とのメッセージがありました。
試食は、まず、コンソメジュレ入りのヴィシソワーズ…
滑らかな冷たいスープの中にゼリー状のコンソメ!
美味しいわ〜
エッグベネディクトのプレートも美しい!
切ると、卵の黄身がたらり!
間には生ハムなどなど…
添えられたのは、ホワイトアスパラガス、かぼちゃ、ナス、ほうれん草にラタトゥイユ!
結構ボリュームたっぷり!
でも、主役は、オランディーヌソース!
柔らかく、なめらか…
レモンが効いています!
チーズは2種
右は、クレーム・デ・オーギュスタン
モンドールと似ていると説明がありました…
円安のせいなのか、チーズの値段も高騰していますから、良いチーズは、気安く食べられないのです…
先生は、とても気前よく大きく切って出してくれます…
左側は、グリュイエール・ド・ブルビ
羊のチーズですが、食べやすい!
2つのチーズを堪能したら、デザート!
わぉ~先生のゴールデンケーキだぁ〜
ゴールデンケーキは、卵の黄身だけを使ったスポンジケーキ!
他のケーキより黄色いから名付けられたんだと思います。
カステラのような…でも、もっとずっと美味しい!
これは、酒粕入りの、先生の新レシピ!
最近、先生は、仕事で酒粕のレシピを沢山開発していて、サービスで出してくれたこのチョコレートケーキもしっとり柔らかくて美味!
最後に、薫り高い紅茶をいただいてレッスン終了!
美味しかったし、フランス史の勉強にもなった…
何より楽しかったな!
満足度の高い教室…
また来月…来られるかな?
来られたらいいな…