一夜明けて2日目の仙台…
実はこの日の旅程は決めていませんでした。
仙台から1時間ほどで行ける山形県の山寺…
行きたいと思っていたのですが、何せ千段の階段を登ると言う難関が!
なので山寺は諦めて、仙台市内観光かしら?と思っていたのですが…
朝、ホテルを出た私の足はぐんぐん向かう仙台駅!(笑)
あー行きたいのね山寺…
はいはい分かりました!無理だったらそこから戻りましょう…
気の向くまま、足の向くまま、それが一人旅の良いところ!
しかし仙台駅に着いてみると1時間に1本しかない仙山線は出たばかり…(TT)
幸い仙台駅は、お土産屋さんなども早い時間から開いており、山登りに備えて水などを買い求めて時間調整…
さぁ山形行きの仙山線に乗り込みますよ!
仙台駅を出発して少し経つと
ビルの向こうに何やら白いお姿が!
あぁ、あれが仙台大観音!
日本で2番目に高いと言う大観音像のお姿をカメラに収め…
ここは遥拝とさせていただきましょう…
あとは沿線の風景を眺めつつ
山寺駅に到着です!
駅舎は木造の趣ある風情
目指すはあの山の上にある奥の院!
駅を出たら右、左折して川を渡り、さらに右方向に進みます
門前町のお土産屋さんなどもありますが、それは帰りのお楽しみ…
立石寺に着いたようです
まずは根本中堂でお参り
奥の院までの無事を祈ります
小さなお地蔵様にもお賽銭の嵐!
おぉ!松尾芭蕉先生!
なにやら優しげで大らかなお姿!
曾良殿も付き添いお疲れ様ですm(_ _)m
芭蕉先生も食べたと言う力こんにゃくは眺めるだけにして、先を急ぎます…
山門で300円の拝観料を支払ったら、あとはずーっと階段…
千段ありますからね…ペース配分も考えて、最初はゆっくり登ります
紅葉が始まったばかりの山の中を一歩一歩登りつつ、秋の景色も楽しみます
不動明王様に見守られ、頑張れ私!
弥陀洞ですかね?仏の姿が見えたら幸福になるそうですが、残念ながら私には見られず…(TT)
ここでせみ塚…
あの有名な芭蕉の句の短冊を埋めた場所なんだとか…
座って休憩します!
せみ塚から仁王門までが1番キツかったかな?
一人旅の良さ…疲れたらゆっくり登り、もうダメ〜と思ったら休みます。無理せず自分のペースで!
仁王門を越えたら、奥の院まではもうひと頑張り!
紅葉を眺めつつひたすら登ります
途中に売店があったので覗いてみる
自動販売機のペット飲料は高めだけど、ここまで運ぶの大変だものね…
私、途中で郵便配達の人とすれ違ったんだけど、こんな山の中に?なぜ?
と不思議に思っていたら、この売店でハガキが売られていて郵便が出せるんですよ!
ポストもあるし!
ここの担当の郵便局員は大変だと思うけど、毎日山登りで健康の為に良いと思うしかない?(笑)
ここまで来たら奥の院まではあともう少し!
と思ったらまだ階段が!(゚◇゚)ガーン
千段の階段を登って、ようやくたどり着いた山寺の奥の院!
下を眺めます・・・
疲れていたのか本堂の写真は無し!(笑)
やはり高い場所の方が紅葉も進んでる
では、また今登ってきた階段を下りますが、途中で寄る場所がございます
多分山寺で一番有名なのはこの納経堂
ここまでやって来たんだなぁ…と思うと感無量!
麓を眺めれば
のどかな山里の風景が広がります
納経堂の横から五大堂に上がって、見渡すとさっき着いた山寺駅はすぐ真下!
では、再び階段を降りて参りましょう
下りは楽!(≧∇≦)
出口に着きました!
登りきれて嬉しい反面、もっとゆっくり色々見てきた方が良かった?と少し反省も…
ま、お腹も空いてるのでお昼ご飯をいただきましょう!
下山口から一番近い飲食店 対面石さんへ
メニューを眺めて
一番高い芭蕉膳に決める、と言っても1450円税込
おぉー豪華!
山形と言えば芋煮?
疲れた身体が温まる!
お蕎麦もちょっぴり付いて
嬉しいなぁ〜
ご飯は、キノコと栗から選べたけど、そりゃ栗だよね!
ホクホクの栗がこんなに入ってるとは思わなかった!
美味しい!
あとは煮物と
刺身こんにゃく
ぶどうまで付いて1450円!
安いと思いました…
全てが素朴で滋味深い味わい!
対面石と言う飲食店らしからぬ名前は、この店と並んでいる石から取ったんだと思います。
慈覚大師が、この石の上で地主と山寺開山の話し合いをしたという逸話が残っている、いわば史跡に立つ飲食店…
美味しく昼食をいただきました。
ばいばい山寺、また来たいなぁ〜
帰りは往路と同じ仙山線で
渓谷美を楽しみつつ仙台駅へ戻りました
年ごとに衰える体力…
と思っていましたが、山寺参拝が出来たことで、私、まだまだイケてるかも?
と密かに思い、マスクの下でほくそ笑んだことはここだけの秘密にしてください!(・×・)