楽しかった愛媛旅行…
最後の訪問地はお寺?
予定表に、お寺で修行体験と書かれていたので…
座禅でも組むのかな?
と思っていましたが…
到着したのは、新しくキレイな建物…
博物館みたいな雰囲気…
奈良山等妙寺歴史交流館
(画像お借りしました)
ここに入館して、担当の富田さんに館内を案内してもらいます…
まずは、メインホールで映像を見ましょう〜
中世仏教?
天台宗なの?
その後、展示室に進みます…
何となく分かったことは、かつてここには等妙寺というお寺があり、というか今もあるんですが、中世の頃には現在とは比較にならない規模の天台宗の一大仏教拠点があったと言うこと…
そして、この寺には60年に一度しかご開帳されない如意輪観音像があり…
近年の調査で、像の喉辺りに八角五重塔が納められている事が分かった…
リラックスしているように見える、このような像のことを、菩薩遊戯坐像と呼ぶらしいですが…
日本国内ではあまり見たことが無いと思います…
でも私、ハワイのホノルル美術館と、シドニーのニューサウスウェールズ州立美術館で似たのを見てるよ…
こちらはハワイ…
日本の美術品の展示ブースの一角にあった!
こちらはシドニー
ハワイと同じく日本ブース…
国内では見ることがなくて、海外に流出していると言うことは、従来の立ち姿の仏像よりこのような坐像の方が装飾品として優れているからなのかしら?
こちら等妙寺秘蔵の仏像は、四国で、しかも宇和島という都会からは遠方の立地だったから流出を免れた?
いずれにしても、国宝級のお宝…
残念ながら次回のご開帳まではあと30年ほどあるらしいので、私が実物を見る機会は恐らく無いのではないでしょうか?
無念…(T_T)
資料館の見学の後は、徒歩で等妙寺旧境内へ…
このような、小川に沿って登っていくと
美しい水の中には沢蟹が〜(美紀ママ撮影)
ここは馬洗の淵
建立地を探していた理玉和尚が、曽我兄弟と出会ったという伝説の場所…
清水谷旧参道の木立の中を歩く私達…
マイナスイオンを浴びながら進みます…
車に乗り換えて山の上に登ると、眼下には鬼北町を一望
良い気が流れているのを感じます!
ここが、当時の本堂があった場所…
中庭の跡地には、鬼北町でしか採れないという石英を含んだ岩が装飾品として置かれ!
この段々の場所には、12棟あったと言われる坊の遺構が残されているそうです!
ここで、おそらく数百人の僧が日夜修行に明け暮れていたものと思われます。
修行期間10年と聞きましたから、それは厳しい日々だったことでしょう…
全く何の知識もないままやってきた場所ですが、そのスケールに圧倒…
頂上の展望台まで登ると、先ほどの本堂跡が眼下に!
奈良山等妙寺旧境内…
今は、地元の人にもあまり知られておらず、訪れる人も少ないようですが、数年後には鬼北町の観光の目玉になるのでは?
凄いお宝を隠し持つ鬼北町…
日本で唯一「鬼」の字を町名に抱く町!
そして、愛媛の有名人美紀ママの生まれ故郷…
中々侮れないと思いました…( ̄ー ̄)ニヤリ
歴史交流館を出た私たちはこちらへ…
鬼のモニュメントが印象的な「森の三角帽子」は道の駅
ここで名物の鬼灯(ほおずき)ソフトを食べるのです…
美紀ママが奢ってくれたから、寒いけど食べた…(笑)
で、喉が冷えて咳が出たら、売店のお姉さんが飴をくれた…
鬼の町の人は皆、優しい!
鬼灯ソフトは酸味が最高!
ここで急に思ったんです!
あたし、長生きして30年後のご開帳を見に来る!(95歳だけど、本当に来られるかな?)
愛媛鬼北町…
隠れ家サロンを出入り禁止にならない限り、そう遠くない時期に、ひょっとして再訪もあり得るかと思いました…(^_-)
もしも鬼北町に来る事があったならば、奈良山等妙寺旧境内は、絶対に感動すると思います!
そして、森の三角帽子で鬼灯ソフトを食べましょう!
四国に足を踏み入れたなら…
このふたつ!ぜひ体験してみてくださいね〜