先日、舞台 一粒萬倍ASEEDについて、演出家の松浦靖氏と語る会に参加したのは既報の通り…
あっという間に本番を迎えました！
お久しぶりのサントリーホール！
松浦氏に購入をお願いしたチケットですから
前から3列目の特等席！
私の前ニ列にはお客を入れていませんでしたからこの日の最前列！
演者の息遣いまで聞こえそうな最高の場所ではありませんか！
私、舞台は結構観ている方だと思うのですが、ブログで記事にしようと思うと難しい…
そもそも演技中は撮影禁止だし…
でも、何とか記憶を辿って、この舞台のことを書いておきたいと思います。
午後1時の定刻に始まりました。
最初は長塚京三の朗読から…
シックなグレーのスーツ姿で現れた長塚氏は、古事記の始まりからアマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴神の誕生までを、椅子に座り、静かな語り口で…
その語りに、観客も古事記の世界に引き込まれて行きます。
退場したあとは、演奏家たちが舞台へ…
ヴァイオリンやヴィオラ、コントラバスなどの洋楽と、太鼓、鼓、箏、笛などの邦楽が舞台にズラリと並びます。
パートごとに分かれるのではなく、洋楽も邦楽もほぼ同時に演奏！
太鼓の演奏が多く、それは古事記の雰囲気にとても合っていると思いました。
第一部は演奏のみ…
長塚京三が語った三貴神までを音楽で伝えます。
20分の休憩の後、第二部は再び登場した長塚氏の語りから
アマテラスの岩戸隠れへ…
隠れたアマテラスを呼び戻すアメノウズメ役は、モダンダンスの大橋美帆。
激しい動きに豊かな表情…
そして高天原を追われたスサノオがオオゲツヒメに食べ物をもらうシーン…
スサノオは藤間翔、オオゲツヒメは三代目藤間紫…
兄妹の共演…
藤間紫は、朝ドラでも話題の藤間爽子…
名前のごとく、爽やかで清らかな踊り…
兄の翔も、荒ぶる神スサノオをよく表していると思いました。
スサノオに殺されたオオゲツヒメの身体から植物が生まれ、五穀の種を、花柳茂繁実扮するカミムスヒノカミが採っていきます。
獅子舞も登場し、舞台上では大きな生け花が実際に生けられていきます。
振袖姿のお嬢さんたちが大勢登場し、舞台は一段と華やかに！
大きな生花の前で踊るスサノオ！
実は私、この振り袖お嬢たちは時代背景も合わないし、いらなかったんじゃね？と思ったんですが、いや、これ、海外で受ける！
と思い直しました。
じゃ〜次は海外公演か？
と偉そうに思ったら、既に2017年にロサンゼルス公演やってたんですね！(ﾟ∀ﾟ)
最後は順番に出演者が舞台に登場し、しんがりは長塚京三…
少し照れたような表情がイケてると思う62歳の私…（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ
帰り道…スペイン坂を渡るのもお久しぶり
いい舞台観たなぁ〜
お腹も空いていたし、ビールでも飲みたい気分でしたが…
コーヒーとピザ食べて満足しました。
偉そうに上から目線で舞台の感想を書きましたが、写真もないしブログとしてはどうだったのかな？
私の一つの記録として読んでいただけたなら幸いです…
