先月3年ぶりに藤澤真紀子先生のお菓子教室に参加して…あまりの美味しさに悶絶!
今月も行って参りました〜
2月はバレンタイン…ゆえにチョコレートのお菓子!ということは分かっていましたが、数ある先生のレシピの中から何を教えてもらえるのかな?
1品目はザッハトルテ…
チョコレートを入れて焼いた生地にアプリコットジャムとナパージュを塗り、更にチョコレートでグラサージュをするという手間の掛かったお菓子なのですが、使う器具も多く、1人で作るのはなかなか大変!
でも、先生はいつもの神業でどんどん作っていきます…
焼く前から既に美味しそうな生地…
メレンゲたっぷりです!
焼き上がったら、アプリコットジャムとナパージュを塗り塗り…
つやつや〜(≧∇≦)
ここで終わりじゃないんですよ!
赤鍋にはグラニュー糖と水
110度に沸騰させたらチョコレートを入れ
更に火を入れて行きます
チョコレートの水飴!と先生は言いました!
そう、まさにそんな感じ!
ここからまた神業!
鍋から出して漉したグラサージュを大理石の上でテンパリングするんです!
適度な硬さになったら生地に流します
流したてはツヤツヤですが、時間を置くとマットな仕上がりになります
そうか〜上掛けしたチョコがザクザクして美味しいのは水飴効果?
市販のチョコを乗せて出来上がり!
美味しそう〜(≧∇≦)
2品目はクレープシュゼット!
チョコレートケーキじゃないんだ!
と思ったのですが、フランス史を専攻した先生ですから、クリスマスから2月にかけてフランスで食べられているケーキの説明がありました。
12月24日の夜にイエス・キリストが生まれ、この日は誕生祝いのビュッシュ・ド・ノエル…
輝く星を見た東方の3賢人がベツレヘムに到着したのが1月6日…この日にガレットデロアを食べます。
そして、2月はシャンドルールのお祝いでクレープを食べるんだとか…
これはキリストのお宮参り…フライパンに広げて焼いたクレープはキリストを包んだおくるみを表しているのでしょうか?
家で作るのならホットケーキのように簡単に混ぜて焼くのですが、やはり先生のはひと手間もふた手間もかかっています!
生地に入れるバターも、少し焦がしてノワゼットバターに!
混ぜた生地は、一晩寝かせると濃度がついて更に美味しくなります!
クレープを焼くフライパンはテフロンNG!鉄鍋に限るそうです!
本日の生徒6人分…先生がとんどん焼いて行きます!
そして、ソースをフライパンで温め
フランベしたグランマニエを投入!
焼き上がったクレープを4つに折りたたんで入れます
先程から、アイスクリームメーカーでマヌカハニー入のアイスクリームが作られています!
では、試食のお時間でございます!
オレンジソースたっぷりのクレープシュゼット!
アイスクリームを添えるのですが、少し柔らかいからとカップで提供
このアイスも本っ当に美味しいの!
クレーブにはシードル!
口当たりよし!!酔わないように・・・笑
ショコラショーはつまりホットチョコレート…
これもねぇ美味しいのよ!甘さがほど良い!
先生のショコラショー用の器を見せてもらいました…
途中でチョコレートが固まらないように木の棒が入ってるんです!
生クリームが添えられたザッハトルテ登場!
上掛けのザクザクとスポンジのしっとり感をアプリコットジャムが繋ぎ、これぞザッハトルテ!ボリュームのある味わい!
香り高い紅茶もお代わりしてレッスン終了!
お腹いっぱいでしたよ!(笑)
帰りの電車でご一緒した私よりも長く通っている先輩と話しました…
私たち、どうして20年以上も先生の教室に通っているのかしら?
どうしてかしら?
美味しいから?
素敵だから?
自分でもよく分かりませんが、不肖の弟子の私と違って、ご自身も10册以上のフランス菓子の本を出しているその先輩から見ても、本当に勉強になる内容だったそうです。
きっと私、来月もまた行くと思います!